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面接を受ける時は、採用側の本質がわからないとだめなんです!

面接

面接で落ちる人は、採用側の本音がわかっていないことが多いです。

実際の面接官の質問は、多くが表面的なものであり、本当に聞きたいことを直接的に尋ねていない場合があります。

面接官のタテマエだらけの質問の本音を読み解き、内定につながる受け答えをするにはどうしたら良いでしょうか?

採用面接に苦手意識を持つ方が多いですが、実際には内定を得るためには「正しい対策」を取るだけで十分です。

 

私はこれまでに6万人以上の就職・転職のサポートをしてきた経験から、採用側の本音を理解し、その本音に対して自分の強みや意欲を伝えることが重要だと言えます。

実際の面接官は、応募者に対して直接的な質問をしないことがよくあります。

代わりに、表面的な質問をしているのです。

例えば、面接官が「自己紹介をしてください」と言った場合、その本音は「仕事に適した人物像を知りたい」ということです。

このような本音に気づかず、単に自己紹介をするだけでは評価されません。「私は○○市出身で、自然豊かな場所です。趣味は…」などと答えても、面接官はあなたが本質を理解していないと思うだけです。

面接で上手くいかない人の多くは、面接官の本音に気づかず、適切な答えをすることができません。

逆に、面接官が本当は何を知りたがっているのかという本音を理解しておけば、質問の意図を理解し、適切なアピールができます。

その結果、他の応募者と差をつけることができ、内定を手にすることができるでしょう。

以上が面接での成功につながるポイントです。

次に、よくあるタテマエ質問とその本音(本当の意図)の例を見ていきましょう。

なぜ当社を選ぶのか、同業他社ではなく当社に応募する理由は何ですか?

「業界や企業の研究を行いましたか?」という質問は、金融業界など、同業他社間の差別化が難しい業界でよく聞かれる傾向があります。

この場合、「同業他社を受けていないのですか?」と尋ねるのではなく、採用側は応募者が同業他社も受けていることを承知していることを理解しています。

それでも、面接官はなぜ応募者が同業他社よりも当社を選んだのか知りたいと思っています。

ですから、同じ業界の複数の企業に応募する場合、志望動機を使い回すのではなく、それぞれの企業の事業内容や方針、仕事のやり方や姿勢などを調べた上で応募することが重要です。

そのプロセスで得た知識をもとに、面接では他社との違いを明確に理解していることが示せるように答えると好印象です。

志望度が高い企業であれば、面接前にOB・OG訪問を行って情報収集しておくことをお勧めします。曖昧な回答では、「理解していない」と思われるかもしれません。

ありふれたNG回答例は、「金融業界に興味を持ち、お金を通してお客様の生活をサポートしたいと考えたからです」といったように、具体性のないものです。

なぜ金融業界を選んだのか、その中でなぜ当社に応募したのかが伝わりません。

同じ理由で「経営理念やサービスに興味を持ちました」と言うのも省略しすぎです。

経営理念やサービスのどの部分にどのように興味を持ったのか、具体的に説明する必要があります。

面接官に納得してもらえるお手本の回答例は、たとえば銀行なら「当行はリテール営業に強みを持っているため、自分の人柄を伝えてお客様と信頼関係を築き、長いお付き合いを続けてサポートしていくことができると考えたからです」といった具体的な応募企業の特徴に触れているものです。

「当行で働いているOBの方にお会いし、モチベーションが高く向上心のある優秀な人が多いと伺いました」というような具体的な情報を得て、その影響を受けて当社への応募を決めたと説明することも効果的です。

「私もそのような環境でお互いに刺激し合いながら仕事で成長したいと思っています」というような意図を持って、OB・OG訪問を行い、しっかりと企業の研究をしていることをアピールするのも有効です。

面接の際には質問もすることが重要ですが、例えば「当社でどのように働くイメージを持っていますか?」と尋ねることも良いでしょう。

その企業で本当に働きたいと思っているのなら、その場で自分がそこで働くイメージを思い描いたときに、質問が出てくるはずです。

面接官は「あなたが当社で働く具体的なイメージを持っているなら、必ず何か質問があるはずです。あなたの熱意を示すためにも、何か質問してみてください」と考えています。

質問する際には、自分自身が長くキャリアを築くために必要なことや、自分が興味を持っておきたいことなどを考慮し、熱意を込めて質問しましょう。

ただし、注意すべき点は、企業の公式ウェブサイトや就職活動の情報源で得られるような内容については質問しないことです。

これによって「十分に調べていない」という印象を与えてしまうかもしれません。

また、「転勤はあるのか」「教育制度は整っているのか」といった、働き方や制度に関する直接的な質問は、「転勤を嫌がっているのか」「他人に教えてもらわないと動けない、受け身の人なのか」というネガティブな印象を与えてしまう可能性があります。

質問する際には、表現に気をつけることが重要です。

不安や懸念をポジティブな形で話すように心掛けましょう。

一般的なNG回答の例としては、「自分が希望する部署に配属されることはできますか?」などがあります。

このような質問は、「配属された部署が気に入らなかったら異動できるのか」といった意味に受け取られる可能性があります。

そのような場合は、「自分が興味を持っている仕事にチャレンジすることはできますか?」などと質問の表現を工夫してみましょう。

また、「私は文系の学問を専攻しているため、システムエンジニアとして十分にやっていけるか不安を感じる部分があります。配属後にはどのようなフォローアップが行われますか?」など、自分の懸念を率直に述べるのも避けましょう。

「採用して問題ない人物なのか」という不安を面接官に与えることにつながりかねません。

もし自分でも本当にやっていけるのか心配な場合でも、「私は文系出身ですが、研修を通じてシステムエンジニアとしてのスキルを身につける意欲があります。御社の文系出身の方に、研修の内容や実際の仕事についてお話を伺いたいです。」

そのような質問をすることで、私の仕事への熱意を伝えることができると思います。

面接では、自分が不採用になった理由が明示されることはないため、人間性を否定されたような思いになることがありますが、そのような場面で決して自分がダメだから不採用になったわけではありません。

単に面接のポイントを押さえていなかったというだけです。採用側の本音を読み取り、しっかり対策を練ることで、必ず内定を得ることができます。

 

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