年齢を理由に諦めない私が見つけた「静かなチャンス」

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転職は35歳まで?そんな時代はもう終わりました。

転職成功した女性

こんにちは。60代の私が、ふとした朝のコーヒータイムに感じたことを、今日は少し書いてみたいと思います。

もう桜のつぼみが膨らんできましたね。この歳になると、季節の移ろいが本当にありがたくて、一輪の花にも心が動きます。さて、今日のお話は「転職」についてです。

「転職は35歳まで」なんて、まるで時代の化石のような言葉。昔は確かにそうでした。でも今は違います。

リクルートエージェントの分析によると、2014年からの10年間で、全体の転職者数は3.1倍に増えているそうです。そして驚いたのは、40代は5.23倍、50代に至ってはなんと12.11倍も増えているということ!

この数字に、私はちょっとした感動を覚えました。今日は、そんな変わりゆく時代の中で、私が感じた小さな気づきとともに、このテーマについてじっくりと書いていきます。


朝の光に包まれながら思ったこと

今朝、窓辺の椅子に腰かけ、湯気の立つコーヒーカップを手にしていたときです。新聞に載っていた「高年齢者の再就職支援」についての記事を読んで、思わず声が出ました。

「へぇ、そんな時代になったのか」

たしかに、少子高齢化の影響で、どこの企業も人材不足です。そのせいか、今は若い人だけでなく、経験豊富な中高年層にまで目を向ける企業が増えているのですね。年齢を理由に諦める必要なんて、もうないのかもしれません。

スーパーのレジで見た、再スタートのかたち

昨日、近所のスーパーで買い物をしていたときのこと。レジで働いていた女性の方が、私と同じくらいの年齢に見えました。

袋詰めをしているときにふと目が合い、「お互い、まだまだ現役ですね」と笑いかけてくれました。そのひとことが、何とも言えず心に沁みたんです。聞けば、数年前に事務の仕事を辞めたあと、孫が小学校に上がったのをきっかけに働き始めたとのこと。

「最初は不安だったけど、今は毎日楽しいのよ」と。こんな再出発もあるんだと、思わず背筋が伸びました。

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図書館で耳にした、息子のような人の言葉

週に一度は行く、近所の図書館。そこで隣に座った若い男性が電話で話していました。「うちの部署、今度60歳過ぎの人を採用するらしいよ。経験がすごくて、すごく頼もしいってさ。」

彼の言葉に、思わず耳をそばだててしまいました。若い人たちが、私たちの世代の知見や経験を、ちゃんと価値あるものとして見てくれている。これは嬉しいことです。

電車の窓に映った自分と、これから

ある日、用事で久々に電車に乗りました。ふと窓に映る自分の顔を見て、「ああ、もうすっかり年を取ったな」と思ったんです。でも、同時に「でも、まだ終わってない」とも。

人生100年時代。60代はまだ中間点なのかもしれません。体力は落ちても、気力や知識、人との付き合い方、そういう“積み重ね”は、これからもっと光る時が来る。

公園で出会った女性の新しい挑戦

よく行く公園で、犬の散歩をしている女性と話すようになりました。彼女は62歳。なんと最近、ウェブデザインの勉強を始めたとか。

「昔からやってみたかったのよ。今さらって思ってたけど、やっぱりやってみたくて」

その言葉に、私は本当に胸が熱くなりました。やりたいことは、年齢に関係ない。始めたい時が、きっと一番のタイミングなんですね。

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古い仲間との再会と、新たな気づき

転職

先日、昔の職場の仲間と久しぶりに会いました。皆それぞれの道を歩んでいて、定年後に新しい仕事を始めた人もいれば、NPOを立ち上げた人も。

共通していたのは、「今が一番やりがいを感じている」という言葉。

60代からでも、いや60代だからこそ見える景色があるんだと思いました。若い頃のようにガムシャラではなく、自分のペースで、自分の価値を出せる。それはとても豊かなことです。

ノートに綴った、未来の小さな夢

最近、日記代わりに「これからやりたいことノート」を書いています。

・週に1回、地域の子どもたちに読み聞かせをしたい ・パソコンをもっと使いこなしたい ・野菜作りを本格的に始めたい

どれも小さなことだけど、それがあるから毎日が少し楽しくなります。そして、もしかしたらそれが、新しい仕事やつながりに発展するかもしれません。

静かな夜に思うこと

一日の終わり。照明を少し落として、好きな音楽を聴きながら過ごす夜。こんな時間にふと思います。「ああ、私たちの時代も捨てたもんじゃないな」って。

年齢を重ねたからこそ気づけること。できること。それが今、少しずつ花開いてきているのかもしれません。


最後に

「転職は35歳まで」という言葉に縛られる必要は、もうありません。40代、50代、そして60代にも、新しい可能性が広がっています。

構造的な人手不足、企業の変革ニーズ、人生100年時代。そのすべてが、私たちにもう一度、活躍の場を与えてくれています。

だからこそ、今日という日を少しだけ勇気を出して、自分の未来に目を向けてみませんか?

私たちの一歩が、誰かの背中を押すかもしれません。

読んでくださって、ありがとうございました。

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